安くておしゃれなフィッシングベストの紹介
この商品を見つけたとき、あまりの安さにびっくりしました。(2020年3月現在で3500円)
ここまで作り込んでいるのに、この価格で元がとれるのか不思議に思うレベルです。
安いと品質が心配になりますが、この価格であれば諦めがつくと思い、見つけてすぐに購入してしまいました。
今回はこのハイコストパフォーマンスなフィッシングベストを紹介いたします。
初心者の方が最初に道具を揃えるのに、強い味方になることでしょう。
商品の特徴
・通気性がよく、速乾性のあるポリエステル素材
・メッシュ生地で涼しく快適
・650gと軽量
・左右のショルダーと両サイドのベルトでサイズ調整ができる
・使い勝手を考慮したポケット配置
・18個のポケットで収納力あり
・背部にも大型収納あり
・ブランド名:kylebooker
・カラー:軍の緑、ベージュ、ライトグレー、ブラック
詳細を見ていこう
写真をたくさん使って、細かい部分までお伝えしていきます。
(写真をクリックすると拡大表示されます)
釣りで使用する道具が使いやすいように、前面にポケットが集中しています。
ベストは中央のチャックで閉めることができます。
暑いときや、胴回りの大きい方はチャックを開けても固定されるよう、中央にベルトが付いています。
背面は、上半分がメッシュのみで通気性抜群。
腰上には大型収納があり、携帯用のレインジャケットやおやつなども入れられます。
大きく3つのパーツからなり、4か所のベルトを外すと分離することもできます。
裏面は、全面メッシュ生地です。
ショルダーのベルトでサイズ調整が可能。
緩みやすいため、下の写真のように二重巻きするなどして対処が必要です。
カモフラ柄のゴムの下で、見えないようにクリップ止めしてもいいと思います。
ベルトの調整範囲は長いので、大柄なひとでも体型に合わせられます。
右の写真が二重にベルトを巻いたところです。これで緩まなくなりました。
左右の脇にもベルトがあります。
ここは緩んでも気にならないと思います。
背中はメッシュ生地が二重になっていて、右の写真のように、その間が大型ポケットになっています。
釣りの途中で暑くなって脱いだ上着をなんとか押し込めるかもしれません。
背中がメッシュになっていると暑い時期にとてもありがたいです。
ポケットに道具を収納していこう
フライフィッシングで持ち歩く道具はたくさんあります。だからこそ機能的なフィッシングベストが有難い味方になります。
ここからはサイズ感が伝わりやすいよう、私の装備品を実際に収納しながら紹介いたします。
写真のものを全て仕舞っていきます。
※ショット(重り)を入れ忘れましたが、どこにでも入れられるのでご愛嬌ということで。
全面の大ポケットには大型のフライボックスが左右1個ずつ入ります。
縦19.5㎝×横11.5㎝×厚さ5.0㎝のボックスがジャストで入りました。
ギチギチではなく、ほんとにジャストといった感じで、ファスナーに無理はかかっていません。
このフライボックスは中で4面にフライを貼り付けられるので、左右で十分な数のフライを持ち運べます。
最前面のポケットには小物が入れられます。フライパッチを中に仕込むことも可能でしょう。
両サイドにひもが付いていて、本来であれば90度の位置で蓋が固定されるものだと思われますが、こちらは右の写真のように全開してしまうので当てになりません。
なので、チャックを全開すると道具を落としてしまうので使い方に注意が必要です。
両脇にもポケットが付いています。こういう収納がけっこうありがたいです。
右にはメジャーを2種類入れました。
左脇にはとりあえずフライを乾かすパウダーを入れてみました。
両胸のポケットはイチョウ型になっていて、中にフックが付いています。
キャップスのラインウォレットがぴったり入りました。
左側にはティペットと、ダブルハンドで使うビニールテープを入れてます。
あまり濡れて欲しくないものは、より上にあるこのポケットが良さそうです。
大ポケットの裏側に、さらに大きなポケットがあります。
厚みはないので、薄い道具が入ります。体側の生地はメッシュです。
裏側にも3つのポケットがあります。
上にはiPhone8Plusが入りました。(防水なので釣りのときも持ち歩いてます。)
反対側にはリーダーやメモ帳、ストマックポンプとシャーレなど入れてみました。
ショルダーには左右にD環が付いており、片方にはフライパッチを装着。
その下にはフォーセップ、温度計などです。
フォーセップや携帯にはスパイラルケーブルをつないでおり、それを引っ掛けられるリングが各所にあるのも高評価ポイントです。
※フォーセップや携帯などは紛失防止のためにケーブルを取り付けることをおすすめします。携帯は防水でも深い場所に誤って落としてしまうと回収不能になりかねませんからね。
左側にはクリッパー、ダストボックス、ホイッスルなどを取り付けました。
背面には急な雨対策で携帯用のレインジャケットと、暗くなってしまった時のためにヘッドライトを忍ばせました。
背面には大型のD環があり、ランディングネットを装着できます。
メリットとデメリット
最後にメリットとデメリットを整理しておきます。
安いだけに、考慮が必要な点もありますが、個人的にはおすすめしたい商品だと思います。
実際に使ってみて、使い勝手や着心地が気に入れば、フィッシュポンドfishpondのゴアレンジテックパックにアップグレードしてもよいかと思います。
メリット
・とにかく安い
・入門者が安く道具を揃えるにはもってこい
・低価格とは思えない手の込んだ造り
・ポリエステル素材で通気性がよく、速乾性がある
・メッシュ生地で夏場も涼しく快適
・650gと軽量で疲れにくさに貢献
・4か所のベルトで体型に合わせたサイズ調整ができる
・18個のポケットで収納力あり
デメリット
・ショルダーの調節ベルトがすぐに緩む
→ベルトを二重に巻くことで対処可能
・最前面のポケットを全開すると、入っている物を落としてしまうので注意が必要
・耐久性が未知数
→縫製部のほつれやチャックの破損がどれくらいの期間で出てくるか不明
・無名ブランドである(ロゴや商品名なし)
→ブランド名を気にしない方にはデメリットとはならない
・中国輸入商品であると考えた場合、当たりはずれが考えられる
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