初心者におすすめの完成品フライを【厳選18個】紹介!
今回は「釣れるフライ」を厳選して18個紹介します。
フライフィッシングの道具を揃えたけど、どんなフライを用意すればいいか分からないという初心者の方へ、「釣れると評判が高いフライ」でなおかつ「店舗やネットショッピングで簡単に手に入れられるフライ」を厳選しました。
フライの種類は数えきれないほどあり、最終的には自分でタイイングする(フライを巻く)ところに辿り着きますが、最初のうちは購入することが中心になると思います。
ここで紹介するものは有名なものばかりです。これらを選ぶことで、釣れないときの理由から「フライがよくない」という要因を省くことができます。
その結果、釣りの腕を磨くことに専念することができますよ。
ドライフライ
エルクヘアカディス
日本で最もポピュラーなドライフライ。とにかくよく釣れるため、多用するフライフィッシャーも多い。
「よく見える」「よく浮く」「よく釣れる」という三拍子が揃っているうえに、簡単に巻けることで人気が高い。
シーズン中を通して使用できるフライ。
サイズ : #6~#18
おすすめサイズ:#10~#16
アダムスパラシュート
パラシュートパターンはエルクヘアカディスに続き、フライフィッシャーのフライボックスに必ずと言っていいほどストックされているパターン。
「視認性がよい」「安定性がよい」「よく釣れる」「フッキングがよい」「簡単に巻ける」という優秀さからフライフィッシャーに好まれている。
シーズンを通してほとんどの状況に対応できる万能フライ。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#12~#16
ライトケイヒル
フライにスレたトラウトも仕留めてしまうことがあるスタンダードパターン。昔からあり、今もなお活躍しているフライにはそれなりの理由がある。
同じパターンに「クイルゴードン」「ブルーダン」「アダムス」など、用いるマテリアル(材料)やデザインの違いでいくつも種類がある。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#14~#16
ソラックスダン
ハックル(ツンツンした毛を巻き付けてある部分)の下側をカットして、水面での安定性を増したパターン。空気抵抗も軽減され扱いやすくなっている。
パラシュートフライとならんで非常に有効なフライ。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#14~#16
イワイイワナ
パラシュートのハックルを巻いた、ボディ半沈み型のテレストリアル系フライ。
岩井渓一郎氏が考案したフライで、イワナを釣る想定で作り出されたものだが、ヤマメやニジマスなど他のトラウトにも抜群に効く。
視認性と浮力を兼ね備えており、普段使いでもよく釣れるが、夏に威力を発揮する。
類似パターンに「クリンクハマー」などもあり。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#12~#14
アント
渓流魚は水生昆虫と陸生昆虫にエサのほとんどを依存している。水生昆虫は春と秋に多くの種がハッチ(羽化)して、夏場はその数が減る。そのため陸生昆虫を積極的に食べるようになる。
バッタ(ホッパー)、セミ(シケーダ)、コガネムシ(ビートル)、クモ(スパイダー)など川には様々流れてくるが、夏の渓流ではアリ(アント)が見逃せない。
ときとして積極的にアリを捕食していることもある。アントパターンは浮かべても、沈めても釣れる。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#12~#14
ニンフ
フェザントテイル
シンプルだけどよく釣れるニンフとして昔から定評のあるパターン。
フェザントとはキジのことで、色調が水生昆虫の幼虫に似ており、このフライがあればニンフの釣りには困らない。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#12~#16
ヘアズイヤー(ゴールドビーズヘッド付き)
ゴールドビーズヘッドが魚へのアピールとフライを川底へ素早く沈める役目を果たす。
フェザントテイルと並んで有名であり、フライフィッシャーが多用するパターン。
ニンフはオールシーズンで使用できるため、いくつかのサイズを持っておきたい。
サイズ : #10~#18
おすすめサイズ:#12~#16
プリンスニンフ
かなり有名なパターンだが、日本ではあまり使う人がいないように思われる。
見慣れない分、スレている川で威力を発揮することがある。
サイズ : #10~#16
おすすめサイズ:#12~#14
ソフトハックル
ハックルにパートリッジ(ウズラの羽)を使うことが多い。パートリッジはまだら模様で虫っぽく、やわらかいため水流を受けてよく動き、魚を引き付ける。ナチュラルに流してもよいし、リトリーブしてもよい。
湖での釣りでユスリカ(蚊)のイミテーションとして使われることもあるため、水面直下を攻める釣りにも有効。
サイズ : #8~#18
おすすめサイズ:#12~#14
スカッド
スカッドとはヨコエビのこと。ルースニングで流れにのせてもよし、湖でリトリーブしてもよし。非常によく釣れるパターン。
サイズ : #8~#18
おすすめサイズ:#10~#14
ウェットフライ
シルバーマーチブラウン
人気のあるウェットパターン。ボディーのシルバーが際立ち、魚の捕食行動を刺激する。
クロスやダウンクロスにキャストして、スイングさせると釣れる。
サイズ : #8~#12
おすすめサイズ:#10~#12
セッジ
ヒゲナガトビケラが産卵のために水中を泳ぐ姿を模したもの。ニジマスを狙うフライフィッシャーがよく使う実績の高いウェットフライ。
しかも大物もよく掛かる。
サイズ : #6~#10
おすすめサイズ:#8~#10
ストリーマー
マドラーミノー
ディアヘア(鹿の毛)を束ねて巻いたものをカットしたヘッドが特徴的。
もともとは川底にいるスカルピン(ハゼやヨシノボリ)をイメージしたフライだが、状況に応じてホッパー(バッタ)やカディス(トビケラ)としても使える。
サイズ : #6~#12
おすすめサイズ:#10~#12
ゾンカー
ラビットファー(ウサギの毛)が水をとらえてよく動き、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)のように泳いで捕食者を誘う。
典型的なフライパターンだが、水流を受けるとまるで小魚が泳いでいるような動きを見せる。
サイズ : #4~#12
おすすめサイズ:#8~#10
アオミドロ
マラブー(ターキーのフェザー)のみで作られた至高のストリーマー。リトリーブによって最高の演出を生み出す。
魚の前を横切れば、捕食対象としてロックオンされること間違いなし。
サイズ : #10~#12
おすすめサイズ:#10~#12
Gランナー
大物キラーで有名な、リトリーブ用のフライ。
ウーリーバガーとよく似ているが、使用するマテリアルやデザインに少し違いがある。
管理釣り場で大物が釣れる実績の高いフライだが、河川や湖でも通用する。
サイズ : #8~#12
おすすめサイズ:#8
アトラクター
ウーリーバガー
世界的によく使われているパターン。川で小さいサイズをニンフとして流してもよいし、湖で大きいサイズをストリーマーとして使ってもよい。
使い方によって、カディス(トビケラ)のラーバ(幼虫)にも見えたり、小魚のように見えたりと万能に作用する。非常に実績が高いオールマイティーなフライ。
サイズ : #6~#12
おすすめサイズ:#8~#10